中音水大滝 >> 落差70m 2017/05/29
揖保川源流・・・引原川支流の中音水川源流域右股に長大な滝があるとの情報を滝友から頂き訪問してみました。
落差70m超、四段からなる大滝で余りに長大故にワンフレームに収める事が出来ません。
最上段約15m、二段目約15mの新緑に覆われた滝姿です。
三段目約30m、四段目約10mの怒迫力の滝姿。
この滝名前は付いて無い様なので取り敢えず「中音水大滝」として紹介します。
最上段の滝左右からのショットです。
オーバーハング気味の岩棚から流れ落ちる二条の流れ。
水量の少なさを新緑の緑が補ってくれている様です。
二段目の滝・・・空が近いうえにピーカンでコントラストがきついです。 
二段目滝前から見上げると落差あり滝幅ありで迫り来るものがあります。
四段の滝の主瀑とも言える三段目の滝。
日照り続きの昨今、この水量は致し方無いのですが・・・機会を窺って何が何でも再訪したいですね。
末広がりの分岐瀑、滝前で思いっきり想像力を働かせて眺めていました。
右岸滝前から見ると・・・
左岸滝前から見ると・・・
最下段の滝・・・滝幅があるのでそれほど落差を感じませんが10m以上あります。
陽光に照らされた姿は肉眼で見るには良いのですが写真となると・・・

新緑のトンネル・・・入渓してから滝までずっとこんな感じ。
歩行距離は少し長いがほぼフラットで難所も無し、新緑の樹間から陽光のシャワーを浴びながらの心地良い滝探索でした。
中音水川源流域・・・度々訪れてみたい地となりました。
情報を頂いた滝友に感謝です、有り難う御座いました。

中音水大滝上流 一の滝へ>> 
分岐点から見る右股の様子。
奥に滝が見えています。
分岐点に立っている標識。
川の分岐点。
右股に進みます。
トロッコ軌道跡を進んでくると本流を跨ぐ橋?が
架かっています。
(林道終点から橋としては3本目)
この地点より川に沿って遡上します。
右岸、左岸どちらでも可。
林道終点最深部が山道入口です。
山道は踏み跡程度で解り難いです。
林道入口から約2Kの林道終点。
林道前半は走り易いですが後半は道幅も狭く
落石も多いので相応の注意が必要です。

林道終点の転回スペースはかなり狭く
また
車通しの離合余地はありません
複数台で林道終点まで入らない様に!
音水集落最終地点の中音水林道入口。
林道入口に案内柱があるので直ぐに解ります。
所在地 波賀町 音水
訪滝案内 Google Map 検索コード   35.238780,134.507214

アクセスは「明神滝」を参照して下さい。

音水集落奥に音水渓谷と中音水林道の分岐点があるので左の中音水林道へ進みます。
林道入口に中音水林道の案内柱が立っています。
2K超の林道の前半は走り易いですが後半は道幅も狭く落石も多くなります。
落石は尖った石が多いのでパンクに要注意です。
林道終点は車の転回には不向き・・・軽サイズでギリギリです。
また
車通しの離合余地も無いので林道終点までは複数台で入らない様に!
(林道中程に広い所があるのでその辺りに駐車して後半は徒歩と言うのがお勧めです)

滝へは林道最深部から踏み跡程度の山道を進むと小さな谷がありそこで谷に沿って斜面を下りると
トロッコ軌道跡と思われる山道があります。
その軌道跡を20分程進んだ所で本流の川を跨ぐ様になります。
その橋の所が入渓地点です。
明確な山道などありませんが川の右岸、左岸どちらでもOKです。
川に沿って30分程遡上すると川が分岐しているのでそこを右股に進みます。
右股入口から谷奥に滝が見えています。
林道終点から滝まで約1時間程です。
尚国土地理院の地形図には川に沿ってトロッコ軌道と思われる破線が記されていますが
倒木や落石が多く歩行困難なので川に沿って遡上するのがお勧めです。
2017/05/29

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